Google広告による平均掲載順位の廃止と自動化ルールへの影響

2019年2月26日にGoogleより、平均掲載順位が2019年の9月に廃止されるとリリースがありました。残り約2か月となっていますが、自動化ルールを使用している方々は対応完了済みでしょうか。


たとえば、入札戦略で「クリック数の最大化」「目標コンバージョン単価」「拡張クリック単価」などを使用している場合は影響はありませんが、もし、自社で自動化ルールを使用しており、要件設定に平均掲載順位を使用している場合は影響があります。


たとえば、キーワードの入札単価の調整を自動化ルールを使用している場合、平均掲載順位が4位未満なら上限300円で入札単価を10%引き上げ、などというルールを作成しているかもしれません。


このように平均掲載順位を入札単価調整の要件に入れてしまっている場合、2019年の9月の平均掲載順位の廃止のタイミングから、自社で作成済みの自動化ルールは動かなくなるはずです。


今後、というか現在もうすでに平均掲載順位に代わる指標となっているのはインプレッションシェアとなっています。自動化ルールの要件設定にも各種インプレッションシェアの指標が含まれています。


自動化ルールで平均掲載順位を使用している場合は、残り約2か月、早くルールを決めてインプレッションシェアへの設定変更を進める必要があります。


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